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神谷ともいき農園 2022年8月

8月7日 とうとうプチマルシェ勝沼産直便がスタートしました。デラウェアの糖度が上がって売り物になるのかとても心配で、あまり宣伝はしなかったのですが、なんとか完売しました。

今回は、他に滿里子葡萄(青柳さんのシャインマスカットの干しぶどう)、塩山と笛吹の桃、會澤農園の無農薬野菜という強力な助っ人がいたおかげかもしれません。

干しぶどう、桃は本当にあっという間でした。

會澤農園の無農薬野菜はこれから毎回登場する予定です。會澤さんは30年前から1回も農薬を使用したことがない!

素晴らしいです。小麦も無農薬でパンを焼いています!

儲けようと思えば、当然見栄え良く

収量を増やすために、農薬をたっぷり使用することになります。毎日口に入れる食材です。安全、安心が第一です。

無農薬にすると収量も落ち、時に虫くんたちがいたりします。’もうけ’とは矛盾してしまうのです。そこで無農薬野菜は割高になり余裕のある方しか買わない、悲しい状況が続きます。

なんとかスーパーで売っている手ごろな値段で、安全安心の無農薬野菜を販売できたらと思っています。

そこでシニア世代に提言です。たくさん無農薬野菜をつくり、次世代を担う子供たちに食べてもらいませんか。

山梨で週末農業をやって無農薬野菜をつくりませんか。會澤さんに教えてもらいましょう!

合言葉は、無農薬野菜があたりまえ!

神谷ともいき農園 2022年7月

ぶどう栽培の繁忙期は、花が咲く5月末から房に袋を掛ける7月上旬です。

連日、日が昇ってから沈むまで作業に追われ、あっという間の2か月でした。取り返しのつかないくらい真っ黒になってしまいました。就農した息子も朝から夜まで本当にがんばりました。

いつも思うのはけっしてぶどうを作っているわけではなく、私たちはぶどうが育つお手伝いをしているということです。太陽と土が育ててくれるのです。

ただ今年も天候が不安定で、勝沼は全国1暑い地点としてニュースになるほどの猛暑日もありました。動けないぶどうがストレスなく育つためにどうすれば過ごしやすくなるか、日々ブドウを想って励んできました。

また、たくさんに仲間にお手伝いいただきました。おかげさまで、なんとかひと段落できましたので、今年のプチマルシェ勝沼産直便の準備をすることになりました。

6月は無農薬南高梅、朝採りカンカンムスメの販売も見送ることになってしまいましたが、来年はぜひ実施したいと思います。

神谷ともいき農園 2022年5月

写真:デラウエア

ぶどうの花穂がすくすくと育っています。

植物は、人が必要とする酸素やミネラルを惜しみなく提供してくれるありがたい存在です。常に感謝の気持ちをもって、ぶどうのお世話をしています。

さて、神谷ともいき農園の直売所(世田谷)のプレオープンが近づいてまりました。

ぶどうの収穫の前ですが、’プチマルシェ勝沼産直便’で直売するのは、無農薬南高梅、

さくらんぼ、朝採りとうもろこし(甘々娘カンカンムスメ)です。

6月中旬の予定です。

お楽しみに!

神谷ともいき農園 2022年2月

この冬は本当に寒いですね。

雪景色のぶどう園です。まだまだ寒いですが、剪定が終わっていないので、暖かくなります、と言われる方が焦ります。

3月で息子が高校を卒業し、本格稼働します。

息子と一緒にぶどうのお世話をします。息子はダウン症です。彼と出会う前、私は障害があることは不幸なことだと思っていましたが、ところがところが!なんと未熟な私のもとに生まれてきてくれた先生だったのです。

息子は不幸どころが、毎日楽しいこと、小さな幸せを見つける天才でした。談合坂でラーメンを食べる幸せ、一休みして畑で食べるおやつの美味しさ。

小さい小さい幸せはずっと続きます。私の眉間のしわも緩んできます。生き方の手本です。

真っ正直な彼は心の中を読まれても全然恥ずかしくないでしょう。恥ずかしいと思わないという言い方の方が合っているかもしれません。

みなさんは心の中を読まれても恥ずかしくないですか?私も息子を見習ってそういう生き方をしてきたいです。

ウソをつかないこと。これは子供には言って聞かせるのに自分ではなかなか実行できないものです。

この簡単なことが大人も子供も守ることができれば、今ニュースになっているような諸問題は大抵なくなってしまうかもしれません。息子はたまーにウソをつきますが、私は彼の心を読んでしまいます(笑)。

頭の中の電気信号を測定すれば何を考えているのかわかってしまうという時代が来るかもしれません(税務調査に使われるかも⁉)。

それまでには息子のように堂々としていられるよう日々精進して参りたいと思います。

剪定作業は、暖かくなってぶどうの木の水が動き出すころには仕上がってなければいけないので、確定申告真っ最中ではありますが、もう一息がんばりたいと思います。

神谷ともいき農園 2022年1月

この冬はとても寒いですね。

剪定作業をしていると体が冷えますが、日中太陽があたっているときはなんだか心地よいです。コロナでうつうつになりがちな昨今ですが、太陽の光を浴びているとエネルギーが沸き起こってきます。こんなに簡単にエネルギーチャージできるのに、お金を払う必要もありませんね。

学校では教えてくれない重要なことは、太陽・土・山の水は生物が生きていく上でなくてはならないものであるのに、タダだということです。なんとありがたいことでしょう。作物もすくすくと育ってくれます。

小松菜と大根をたくさんいただきました。土がついていて普段は気付かなかった小松菜特有の香りがしました。鍋やお雑煮、中華炒めなどいただきました。残りはゆでて小分け冷凍しています。

大根は、みずみずしく甘くて美味しいです。千切り大根にポン酢とごま油を入れかつお節をたっぷりかけて、またポトフにしたり、ぶり大根にしたり。食べきれない分は、半分土に入れて、その都度収穫して使います。

今年からぶどうに加え野菜も栽培したいと思います。勝沼の土で太陽エネルギーや山の水をチャージした野菜やぶどうをプチマルシェ勝沼産直便(世田谷4丁目 道の駅)でお届けします。

また、新たなチャレンジとして野菜やぶどうのプランター苗を販売したいと思っています。自分で育てたレタスやプチトマト、ぶどうを食卓に並べて、少しゆとりができるといいですね”目指せ半自給自足生活”。

プチマルシェ勝沼産直便(世田谷4丁目道の駅)を楽しみにしていてください!

家から見える山々

神谷ともいき農園 2021年12月

葉っぱが落ち、とうとう剪定の季節がきました。

新梢がどのように伸びてどのように実をつけるか、想像しながら枝を落とします。日中は日が差し、暖かいですが、日が傾いてくるとだんだん寒くなってきます。

東洋医学では、冬はエネルギーを温存する季節といいます。お日様が出るまで休み、日が沈んだら家に入ってゆっくりするのが動物の本来の過ごし方です。堂々とのんびりできるいい季節です。

勝沼便り 2022へ始動

 ベリーAの収穫も終わり、来年に向け反省したり、挑戦したいことがでてきました。ベリーAは色も味も素晴らしく、ワイナリーに出荷した残りは生ジュースやジャムを試作しました。来年はフレッシュジュースを作って、みなさんにお届けしたいと思います。課題もありますが、あきらめず挑戦していきたいと思います。

ベリーAの出荷作業

 今年は直売所に多くの方が来てくださいました。本当にありがとうございました。ネットの時代にちょっとレトロな直売所。ぶどうのお陰で人と人がやさしく交流できる場をもてることになりました。ぶどうが笑顔を作ってくれました。来年はもっともっと幸せを分かち合える直売所にしていきたいと思います。

 なべての悩みを 薪と燃しつつ 繁栄ある世界を 共につくらん 神谷農園

勝沼便り 2021 まとめ

直売所 プチ・マルシェ勝沼産直便                 

2019年の年末私がクモ膜下出血で倒れ、2020年はリハビリとコロナの県をまたぐ移動自粛で勝沼に通えなかったこと、また長梅雨によるぶどうの木の病気の発生でほとんど収穫できませんでした。

2021年は、収穫の見込みがたてられたので、急遽事務所の庭を直売所に改修し、試験的に種無し巨峰を直売しました。

今年はとても甘くて美しい巨峰が収穫できました。近所の方、ダウン症協会ふたばの会、放課後デイサービスの方、小学校同級生のLINE グループなど知り合いの方中心でしたが、買いに来てくださいました。

あの照りつく太陽の下、じっとして実を育むぶどうはたくさんの抗酸化物質を作ってくれます。勝沼の昼と夜の寒暖差が、実を甘くしてくれます。太陽、土の恵みをお子さんたちがおやつ代わりにどんどん食べてくれるのがとてもうれしいです。来年は息子が特別支援学校を卒業し、神谷ともいき農園に専業するため本格稼働します。

なるべく安く、安全安心なぶどうをお届けするため、来年も頑張りたいと思います。そして、なんといってもブドウの木たちにお礼をいいたいです。みんなが甘くて美味しいっていってくれたよ!おつかれさまでした。ありがとう。

勝沼便り2021 No.2

ぶどうが芽吹き、生育のいいものは葉っぱがどんどん出てきています。ぶどうは品種によっても、同じ品種でも個々の生育に差があります。今年はぶどうの気持ちが少しでもわかるようによく観察していきたいと思います。

この連休は乗用モアが来ました!マリオカートを満喫しました。おかげで草刈りがとても楽しくなりました。